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転職の面接を完全攻略。好印象な面接のためにできること | 転職のすべて 連載第5回

転職

今回は面接についてご紹介したいと思います。書類選考が終わったらいよいよ面接ですね!転職の肝になる面接については2回に分けてお話します。

 1次面接、2次面接、最終面接それぞれの違い

よく言われるのが、1次面接は人事が人柄などをチェック、2次面接で現場社員が実際の経験などをチェック、最終面接は役職者が理想、志望度などをチェックというものです。確かに理にかなっているとは思いますがどこの会社にも当てはまるものではありません。現に、私が今まで受けた会社はどれ一つとしてこの条件にはまるものはありませんでした。

1次面接で現場の上司が出てくる、2次面接はその上司、3次面接は役員という場合もありますし、1次で現場、2次で人事と現場上司で終わりという会社もあります。エージェントを通して応募している場合は過去の受験者からどのような流れで面接が進むかをヒアリングしている場合があるので、ぜひ担当者に確認してみましょう。ただし、誰が出てこようとも準備の仕方が大きく変わることはあまりありません。

面接

さて、準備は完璧にできましたか?ここからは実際の面接時の話をしていきます。

面接の時間について

面接を受けるにあたり面接時間で悩む方がいらっしゃるかもしれません。基本的には面接の時間はどうでもいいです。ただ、忙しい人はどうしても19時〜といった遅い時間にしがちですが、個人的なおすすめは「通院」を偽って午前休を取り朝イチ10時〜11時スタートぐらいにするのがおすすめです。面接官も頭がスッキリしてますし、夕方の面接というのはどうしても雑談もネガティブな方向へ向かいがちなので明るいうちに面接を設定できるとお互いハッピーですね。

また、夕方にすると業務が忙しくて現職の会社から帰れなくなる可能性というものが出てきます。午前中であれば午後にリカバリーができるのでどのみち19時に面接してまた会社に戻るぐらいなら午前中に抜け出して受けた方が良いでしょう。当人からすると仕方ない話かもしれませんが、やはり面接のドタキャンは非常に印象が悪くなります。

第一印象を決める服装のチョイス

服装については業界によってもまちまちですし、これだ!という最適解は無いのですが、まず本当に基本的なことですがシワのない綺麗なスーツ、きちんと磨かれた靴、ベルトと靴、カバンの組み合わせ、嫌味のない時計は重要です。

どこの業界でも迷ったらスーツで間違いないですが、業界によっては独特のルールがあることもあります。青い銀行に赤いネクタイをしていかないとか、赤い銀行に青いネクタイをしていかないといったことは重要らしいです。ちなみに私は根っからのITなので面接もスーツで行ったことはありません。

私が面接する側になっても相手の服装は特に気にしませんが、着ているもの、履いている靴、つけている時計などは一通りチェックはします。極端に汚れていたりシワになっている服など、ネガティブポイントになりそうな格好は避けた方が良いでしょう。ゆるい感じのITなら、Tシャツにスラックス、ジャケットでも問題ないと思いますが、そのあたりは自己責任でお願いします。私の場合は今までスーツで転職面接に行ったことはありません。大体ジャケットとシャツかTシャツですね。IT系はかなりカジュアルでもゆるされる特殊な業界だと思います。

最初のハードル、自己紹介

さて、準備はもちろん完璧ですよね?余談ですが、アイスブレイクはあくまでアイスブレイクですので長々と喋る必要はありません。会社まで来たルートを延々と喋られても飽きますので聞かれたことには簡潔に答えましょう。アイスブレイクが終わったら自己紹介を促されるはずです。長さは5分程度で簡潔に終わらせることが大事です。準備の章でも述べていますが、転職回数が多い人、職歴が多い人も全部ダラダラ説明する必要はありません。相手の気を引きそうなポイントに絞ってハキハキと大きな声でしゃべりましょう。

面接慣れしていないと、この自己紹介の時に一番緊張してしまって上手く喋れていない人をよく見かけます。緊張するなというのは無理な話ですが、できるだけリラックスしてゆっくりと進めていきましょう。たまに早口で喋りすぎて息継ぎできていない人もいます。とにかくゆっくり聞き取りやすく喋ってください。

自己紹介でしゃべることは非常にシンプルです。

– 社会人になってから働いた企業名
– 退職(転職)理由
– 空白があればその理由

基本的には、職務経歴書に書いてある内容となりますのでぶっちゃけ面接官もあまりちゃんと聞いていません。それより、落ち着いてるか、どんな人なのかを観察する時間と言った方がいいでしょう。だからこそ落ち着いて、リラックスしてゆっくりしゃべる必要があるのです。何か書類に書いていなくて大事なことがあれば付け加えるぐらいでいいでしょう。転職理由、退職理由などは文章だと冗長になりがちですので、付け加えて説明できることがあればこの場で行いましょう。

面接の要、志望動機

「自己紹介と志望動機をお話ください」と振られる場合が多いと思います。志望動機は面接の中でもとても大事なポイントです。準備段階で完璧に準備できていますか?ここでも落ち着いてしゃべることが大事ですが、準備の章でお話しした通り、「オンリーワン」であることがとても大切です。そしてもう1点重要なのが「論理的な受け答え」です。

英作文の授業やビジネス英会話の授業を受けたことのある人はおわかりかもしれませんが、日本人が理由を述べて最後に結論を述べる場合が多いのに対して、英語ではまず結論を述べてそれを補強して最後に結論のおさらいという会話、作文パターンをしつこく強要されます。これは日本語の面接の場合も同様で、くどくどと冗長な理由説明を最初に持ってくるよりも、まず質問に答えてから理由を話す方がスマートです。この話法のメリットは他にもあって、ただでさえ緊張している状態で喋っていると質問の内容を忘れてしまうことがよくあるのですが、これを回避できるのです。先に答えを言ってしまえば後はいくつか理由を話すだけなので質問に答え忘れるという致命的なミスを回避することができます。

論理的な答えを作る方法

ここで、先程触れた論理的な答え方について、もう少しお話します。これは普段の会話の中でも非常に重要なことですので是非とも覚えておいてください。論理的な回答をするということは、意味の通った回答ができるかどうかということです。簡単なことですが緊張している時はパニクって変な回答をしてしまいがち。このあたりは面接を受ける前にロールプレイしてみるのも一つの対策になるでしょう。

よくある受け答えの中から例を挙げてみましょう。

面接官「志望動機の中で、弊社が国内トップシェアだからというお話がありましたが、それについてもう少し詳しく教えて頂けますか?」
パターンA「トップシェアだから市場へのインパクトが大きく、自分の今までの経験を活かしながらより仕事の範囲を広げていけると感じたからです。前職は同業界ですが規模は小さく幅広い範囲の業務経験を積むことができましたが、業務の幅が広がるにつれてよりインパクトの大きな仕事がしたくなったためです。」
パターンB「自分は今まで規模の小さな会社で働いており、そこでの業務は○○と言ったものから○○と言ったものまで様々なものがありました。多くの業務をこなす中で、より規模の大きな会社で働くことで今までの経験を活かしながら自分の仕事の範囲も広げていけると思い、御社を志望しました。」

いかがでしょうか?しゃべってる内容は同じですが、理由が先頭に来ているパターンAの回答の方がスマートに聞こえませんか?ちょっと回答の仕方を変えるだけでスマートに見えたり、途中で質問を忘れてしまうといった凡ミスを防ぐことができるようになります。「ロジカルシンキング」という手法がありますが、これは面接の受け答えシーンでも非常に重要です。

面接は質問と回答の連続で構成されています。この質問に対して筋の通った回答ができることというのはとても基本的なことです。しかし、これができない人が非常に多いのです。面接の想定問答集は転職サイトなどで大量に公開されていますが、全部の質問に回答を用意する時間もないですし、さらにそれを暗記する時間もありません。

もう少し例を挙げてみましょう。「家庭と仕事、どちらが大事だと思いますか?」という質問があるとします。「やりがいです。なぜなら〜」と答えるところまでは良いのですが、履歴書を見てみると「家庭も顧みずに働くことが生きがいです」と書いてある。文章にすると明らかですが、こういった履歴書や発言での矛盾が非常に多く見られるのも面接の場です。

なぜ矛盾が生まれるか、それは嘘をついているからです。本当は家庭の方が大事だと思っていても「面接受け」を狙ってやりがいと答えてしまう。アガってしまっていて履歴書に何を書いたか覚えていない。お金が大事とは言えないから仕事内容の方が大事と答えてしまう。自分の本心とは違うことをしゃべるとそこから矛盾が生じて意味の通らない発言をしてしまいます。

私が強くいいたいのは、つき通せない嘘をついて無理して会社に入っても意味はないですし、結局長く続きません。面接の場ではできるだけ自分が思ったことを正直に話すのが結果的に自分にとってよい転職ができます。

転職の際の面接は、志望動機や自己紹介もさることながら、スムーズに受け答えできるか、応答が論理的か、回答に矛盾がないかという点がとても重要です。聞かれたことに答えるだけかと思われるかもしれませんが、緊張していますし意外と難しいことです。さて、次回は面接の際にされる質問、こちらからの質問、面接官の役職に合わせた対応方法などをご紹介しますのでお楽しみに!

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