国道整備が一段落すると次にやってくるのがジップライン整備。ジップラインは国道と違って好きなところに設置できるが故に自由度が高くて逆に地獄が発生してしまいます。効率の良いジップラインネットワークの整備について考えてみました。
ジップラインのメリット
主に山岳部の移動に爆発的なスピードを提供してくれるジップライン。実際、300mを徒歩で行こうとすると谷越えで数分かかることはざらですが、ジップラインなら数十秒で移動できてしまいます。超便利!しかも300mごとに複数のジップラインタワーで繋ぐことができるので数キロ離れたとこでも乗り継ぎで移動できます。なにより、トロコンにはジップラインが必須です。ちなみに僕は全拠点ジップラインでいけるように整備しました。
ジップラインのデメリット
逆にジップラインのデメリットですが、なによりカイラル通信総量に引っかかることです。適当にやってるとカイラル通信総量は中盤で3万ぐらいはあると思いますが、ジップライン1個で500使ってしまいます。60個しか建てられないわけです!
※ここで補足ですが、オンラインの建造物はカイラル通信を消費しません。節約しようとしてオンラインの建物を削除したりしないようにしましょう。
ジップライン整備の流れ
ジップラインを整備するには計画性と忍耐が非常に大切です。国道整備はとにかくミュールから資源を奪っていかに効率よく運ぶかだけを考えていましたが、ジップラインについては逆に資源はあまり必要ありません。なぜなら、建設装置Lv2を拠点で生産すればいいだけだからです。中盤になってれば資源の量は余裕で足りるはずです。
さて、というわけでジップラインネットワーク建設の旅に出てみましょう。まず始めに一番大事なのはカイラル通信の開通です。オンラインのジップラインは自分のカイラル通信量を消費しないので、ネットワークにはできるだけオンラインのジップラインを組み入れるのが効率化の第一歩。ここで登山家の家にジップラインネットワークを接続するシミュレーションをしてみます。
装備
装備ですが、建設装置Lv2は6個以上持っていた方が安心です。また、山岳地帯は場所によって死ぬほどBTが湧くため血液袋、血液グレネード、グレネードランチャーも必須。ライオンみたいなやつが2匹同時に出てくる可能性があるので血液グレネードはグレネードポーチ満載がおすすめです。プロテクターは必要ないですが、代わりにロープパイルがいっぱいあった方がいいです。これは山岳地帯を横切って移動するケースが非常に多いから。同じ理由ではしごもあるとよいですが、ロープパイルよりは必要性は低いです。建設装置を多めに持つ理由ですが、もちろんジップラインをつなげるのに必要なのもありつつ、実は建設過程で仮のジップラインを作って移動し、最後に始点と終点を接続すると効率的になるパターンがあるからです。後で詳しく説明しましょう。
事前計画
まず、マップ上でジップラインを設置する場所を大体考えてから現地へ行きます。ジップラインは基本300m、拡張することで350mまで接続できます。また、比較的急峻な山岳部でも建設することができるため、山頂への設置も可能です。それを鑑み、計画時のポイントは
- できるだけ最短距離を直線で繋ぐ
- 使用する本数は最低限にする
- 一対一ではなく、一対多の接続を考える
となります。
最後のやつについて補足すると、ジップラインのタワーは1本ずつではなく射程距離内にあるタワーと複数接続が可能です。つまり、1本のジップラインに3本、4本と複数本のラインが接続できるわけです。接続する本数が増えるとそれだけ移動の選択肢が増えるのでできるだけ複数のラインと接続した方がお得です。(ただしこれはマストでは無い)
出動
さて、大まかにマップ上で計画ができたら出撃します。カイラル通信を開通させるためにまずは徒歩で向かいます。このとき、大体どういうルートでジップラインを引くか、L1を使って双眼鏡視点で距離がどれぐらいあるかを見ながら行くといいです。
今回はわかりやすいように始点から考えてみます。大抵マウンテンノットシティの周りには何本かタワーがありますが、無い場合は出口の横に1本立てましょう。東側と北側両方へつなげられる場所が良いです。
そこから北側、登山家の家を目指します。途中、丘を越えたあたりに1本、次の山の麓にBTが湧くので一旦キャッチャーをやっつけつつ麓から山頂へ4本目。山頂から登山家の家の前まで一本で行きます。どうでしょう、結構あっという間にできましたか?さて、この登山家ルートですがBT沸きの谷から登ったところに建てたジップラインから西側へラインを伸ばすことでカメラマンの家までラインを繋ぐことができます。また、山頂から西側へ伸ばすことでスピリチュアリストの家まで延伸できます。これが北側のライン。
前に触れたタワーを3個建設した後に2個にする理由ですが、カイラル通信量を消費するジップラインの数はできるだけ少ない方が楽です。ただ、移動がめちゃめちゃめんどくさいので、AからCへ350mのジップラインを建設する場合、A→B→Cの順番でジップラインを作ります。その後AかCのどちらかをアップグレードしてBを廃棄すればOKなのですが、Cに行こうとしたときBが無いと全行程徒歩になります。
アップグレードには化学物質240と特殊合金480が必要で、XLサイズの荷物2個持つ必要があり徒歩の場合非常に大変です。つまり、ジップラインを使ってBを経由してCまで行ってAとCを接続してからBへ行って廃棄、最後徒歩で近い方に戻ると重量物を持って長距離移動する時間が無くなるため効率的になるわけです!
ちなみに、350mに延長する場合ですがLv1の段階では距離が遠すぎ!って言われて接続できない時、よしよしと思ってLv2にすると、障害物があって接続できない場合があります。エラー両方出せよ!と思いますがこればっかりは仕方ない。目視である程度見える場所に建ててリスクヘッジするしかありません。
建設する場所
ここで、ジップラインを建設する場所について触れてみます。条件としてまず大事なのは1カ所以上のジップラインとつなげられる場所であること。当たり前ですね。そして、できるだけ見晴らしがよい場所であること。基本、幹線のジップラインを稜線上、もしくは山頂に設置して、各シェルターへ降りるときに谷底に拠点専用のジップラインを設置するって考え方がいいです。また、300m離すのは望ましいですが必須ではありません。一度150mぐらいで作ってから先に延ばす方が効率的なこともあります。
もちろん、地図でみた山頂に行ってみたら意外と適してなかったと言う場合もあります。その時は諦めて他の場所を探した方が絶対にいいです。もしくは、一度タワーを仮で作っちゃってからもう一つ、本命を作って仮を廃棄というのもありです。その時は資源を使いますが、後々絶対得します。
山頂に設置する場合、緩やかな丘や坂の中腹よりは急峻な山の一番てっぺんがいいです。とにかく見晴らしが一番大事です。良ければ良いほど接続点が増えます。しかし、もしそこから歩いてどこかに移動しなければいけない場合は降りやすさを考えておきましょう。基本的には幹線は降りやすさを考慮する必要は無いと思います。ただ、本当に切り立った山のてっぺんに建てると、下手すると降りるときに滑落する場合があるので注意してください。稜線上だとその懸念は減りますが、稜線両サイドへの見通しが悪くなり接続性は低下します。
オンラインのタワーを有効活用するのは大事ですが、絶対では無いです。どうも自分の作ったジップラインはランダムにオンラインに反映されるようでネットワークを作っても全部が全部共有されるわけではありません。なので、「なんでこんなアホな場所にジップラインが??」みたいなものが建ってる場合もあります。自分のネットワークに合わないなら無理して使わず、自分で建設しちゃいましょう。
そういった意味で、国道と比べるといいねをもらえる数が少ない気がします。王道の場所はマウンテンノットシティの真横ですね。自分のマップにあるジップラインは15万いいねを超えてました。これ消して自分のに立て替えたらいいのかな?→っと思って立て替えたけどいいねもらえてません。謎。
ネットワークの可能性
一方マウンテンノットシティから西側へのルートを延ばすことでハートマン、古生物学者、エボデボ学者、ロボット工学者、そしてその先気象観測所、気象観測所から時雨農場、途中で分岐してコスプレイヤーを経由してサウスノットシティまで延伸することができます。サウスノットシティにはママーさんが作ったジップラインがいくつかあるのでそれに接続できます。
特に山側から行くのがめんどくさいコスプレイヤーや気象観測所へジップラインで行けるようになるとお遣いが非常に楽になるためおすすめです。また、山岳地帯の学者たちの☆を獲得するのにもジップラインは非常に便利で、サムが背負える範囲であればかなり高速で、かつBT戦なしで向かえるため必須の設備と言っても良いでしょう。気象観測所から南配送センターへ伸ばしてみても面白いかもしれません。国道とはまた違った面白さがあるのがジップライン建設の醍醐味です。
登山家への分岐でカメラマンまで伸ばしましたが、そこから小説家の息子、北配送センターへの延伸もできますし、気象観測所から下へ下ろして南配送センター、そこからエルダー、エンジニア、レイクノットシティへの延長もできます。トラックより移動が早く便利なのでおすすめです!
ジップラインのメンテナンス
ジップラインネットワークを構築すると、メッセージエリアに表示される「○○のジップラインが劣化し始めました」表示におびえる毎日だと思います。実際、久々にエルダー行くかと思ったらジップラインが全部ぶっ壊れてたりってことが頻発します。ジップラインについては、特に拠点横のやつは積極的にLv3にした方がいいでしょう。Lv3は2.5倍の時雨耐久性能です。壊れないわけではないですがかなり壊れにくいです。特に、拠点横のジップラインがぶっ壊れるとはるばるやってきて途中でジップラインが途切れて非常に面倒なので積極的にLv3にしたいところ。
他のところは、最低でもLv2にしたいですね。Lv2は1.5倍の耐久性能です。Lv2のハードルは化学物質120、特殊合金240とかなり低めです。Lv3は化学物質1,440と特殊合金1,440、カイラル結晶300といきなりハードルがだだ上がります。化学物質がとにかく足りないのでエボデボあたりでかき集めて配る感じになるでしょう。
もはや壊れるのは仕方ないので、全世界のインフラ業の方の苦労を思いつつ自らメンテナンスしていきましょう!