Microsoftのタブレット、Surface Goを購入したのでレビューしておきます!
Surface Goのポイント
Surface GoはMicrosoftが発売した格安のWindows 2in1 PCです。タブレットなのか?と言われるとタブレットですけど、キックスタンドという無段階の足で角度が変えられるので非常に便利ですね。
Surface Goの最大の売りはフルスペックのWindowsPCであることです。多くの方が同価格帯のiPadと比較すると思いますが、Surface Goは普通のPCですので、家のPCと同じように操作できるのが最大のポイントになります。
比較記事もありますのであわせてご覧ください!
パソコンとして使えるの?
Surface GoはWindows10 HomeがSモードでインストールされています。Sモードとは簡単に言うと使えるアプリを制限しているので動きがサクサクで使えますよ!っていうモードですが、Microsoft StoreからしかアプリケーションがインストールできないのでChromeブラウザが使えないという最悪のデメリットがあります。ゆえに、Sモードは解除するのが一般的でしょう。Officeと最低限のブラウザだけ使えれば良いという人はSモードにしておくのがおすすめです。
Surface Goは本体だけ買うとキーボードがありません。もちろん、HHKBなどのBluetoothキーボードを使うなら本体だけでいいのですが、純正のタイプカバーを一緒に購入するのがおすすめです。
本体とキーボードがあれば、最低限PCとして使えます。
タイプカバーの使い勝手は?
何せA4サイズのミニノートですのでキーボードの幅は限られています。コンパクトなHHKBよりもさらに3cmほど幅が狭いので、ものすごく打ちやすいとは言えないです。ただ、思ってたよりもちゃんと入力できる!というイメージです。1日仕事で使うのも、毎日じゃなければ大丈夫ですね。また、BSやDELETEといったキーも変態配列じゃ無く普通の場所にあるのでミスタイプは少ないです。
余談ですが、WindowsはCaps LockをCtrlに変更するとめちゃくちゃ使いやすくなるので、レジストリレベルで変えちまうのが非常におすすめです。KeySwapっていうフリーソフトがおすすめです。ついでに、半角/全角キーをエスケープにするとさらに打ちやすくなりますが、IMEのオンオフができなくなるので変換、無変換キーにIMEのオンオフを割り当てます。
ただ、この使い方をするとタイプカバーの場合無駄にスペースバーが長くて変換、無変換キーが小さいのでちょっと使いにくいです。慣れれば大丈夫ですが…
このタイプカバー、買う前にタブレットカバー的に後ろ側にキーボード回してもキー入力されたらやだな…と思ってたんですが、何のとこはない、勝手にキー入力がオフになりました。
キックスタンドは膝上でも使える?
キックスタンドは膝上だと安定しないという記事をよく見ますが、個人的には普通に使えるレベルだと思います。新幹線のテーブルが遠いので、いつも膝上で使うのですが普通に安定してタイピングできます。ただ、フットプリントがキックスタンドの分奥行きが必要になるので、ものすごい狭いテーブルなどでは乗らないこともあるかもしれません。新幹線のテーブルは大丈夫です。恐らく飛行機も問題ないでしょう。
CPUパワーは足りてるの?
Surface GoはPentium Goldという聞いたことないCPUを搭載しています。ぶっちゃけこれはヘビーな作業がマジで無理なCPUなので、PhotoShopでRAW編集とかは諦めた方がいいです。ただ、オフィスを使うとか、Chromeでもタブをたくさん開かなければまぁまぁ使えます。まぁまぁと言いましたが、デスクトップCPUやノートでもCore i7みたいなハイスペックCPUと比較するとそりゃ多少のもたつきはありますので、その辺は可搬性とお値段のことを考えて妥協しましょう。
CPUパワーの解決方法として手っ取り早いのはリモートデスクトップです。Windows10はProfessionalを持っていればリモデスのホストになれます。Homeでもクライアントにはなれますので、家のデスクトップにリモートデスクトップ接続できるようにすればSurface Goのような非力なマシンからでも高性能な環境が利用できます。
メモリやSSDは足りる?
Surface Goは2つのモデルがあり、CPUは一緒でメモリー4GB、eMMC64GBのものと、8GB、SSD128GBのものです。これ、ほんっとうにお金が無い、マジで無理という人以外は絶対8GBモデルにした方がいいです。eMMCは速度的にも遅いので、あくまで$399から!と言いたかっただけの見せモデルでしょう。
8GBモデルであれば、Chromeでそこそこタブ開いても大丈夫ですし、オフィスをいくつか立ち上げても大丈夫です。
ペンはあった方が良い?
Surface Goはペンが使えるのがポイントですが、iPadのようにパカッと開いてさっとメモみたいな使い方がなかなか難しい機種でもあります。タイプカバーを開いてWindows Helloの認証解除を待ってるとあんまりスマートにメモができません。がっつりノート取るならタイプカバーで打ち込んだ方が速いし…というのもあります。そして何より純正ペンがクソ高い。
1.3万ぐらいするのでこれも考え物です。一応サードパーティーからもたくさんペンが発売されているので、安いやつでもいいかなとは思います。
これを買ってみましたが、うーん、まぁApple Pencilほどじゃないけどそこそこ使える…かな?ぐらいの印象です。
画面のサイズ
Surface Goの画面は1800×1200の10.2インチ。縦横比は3:2です。ちょっとフルHDより小さいのですが、縦に長いおかげでオフィスなどリボンで高さを取るアプリも非常に使いやすい。そこまで画面も小さくなく、快適に利用できます。ベゼルが若干太いのですが、タブレットとして使うときは手が被さる部分なのでそこまで気になる感じではないですね。ただ、もうちょっとベゼル細くても良いような気もします。
バッテリーの持ち具合は?
バッテリーは概ねタイピングなどの作業のみで6時間ぐらいもつ感じです。普通のPCにしては十分かなと思います。また、付属のACアダプタはSurface専用のポート接続ですが、USB Type CのPDで充電できるので、電源供給に対応したアダプタを買っておけば、外付けモニタを利用しながらType Cで充電できます。
余談ですが、Type Cポートも電源ポートも右側にあるので、新幹線の席はA列がおすすめです。まぁケーブル取り回せばE列でも大丈夫ですが。
Surface Goをお得に購入するには
普通にAmazonなどで買うと7万円ぐらいするSurface Goの8GBモデル。
ですが、なぜかYahoo!ショッピングではオフィスなしのモデルが5万円で売られています。
新品 新発売マイクロソフト SurfaceGo(8GB/128GB) MCZ-00032 シルバー(旧MCZ-00014の最新モデル) officeなし
オフィスを抜いたものらしいですが、新品扱いで保証も効くようなのでこちらがおすすめです。