iPadとSurface Goの比較で迷ったときに見るページ【2023】

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iPadとSurface Go、実は全く違う商品なんですが価格が結構似ているので比較する人も多いと思います。今回は、そんなSurfaceシリーズとiPadシリーズで迷ってしまったときの判断方法を考えてみたいと思います!ちなみに筆者はiPad無印→Surface Go2→iPad mini 6th→Surface Go3→iPad mini 6thと渡り歩いた猛者であります。

まずはiPadとSurfaceを簡単に比較

まず決定的に違うのはiPadはタブレット専用機であり、SurfaceはPCであるということです。元々iPadはiPhoneと同じiOSで動いていました(2019年からiPadOSとして分離。よりPCライクに使えるように進化)、SurfaceはPCなので、普通にWindowsが動きます。もともとキーボードなし、マウスなしで動いていたiPadともともとキーボード、マウス前提で動いていたSurfaceという関係が、両者の使い方を考えるうえで非常に大切です。

価格帯を見てみると、iPadの最安は無印iPadで7万円弱から購入できます。最近の円安で値上がりしてしまいました。キーボードをつけると68,800円+38,800円で107,600円にもなってしまいます。一方のSurfaceはPentium GOLD版が7万円弱、キーボードが1万円ぐらいなので8万円から手に入ります。

iPadが向く人

 iPad向きの人は、まさにこの出自の通り、タブレット利用が多い人です。すでにパソコンを持っていて仕事などはパソコンを使うけど、外出時やテレビを見ながらさっと開いてさっと検索する、ながらで料理しながら動画を観るといった用途にぴったりです。もともとスマートフォンのOSなのでバッテリー管理も非常に優れており、バッテリーライフがものすごく長いのもの特徴です。

反面、最も苦手とするのがキーボードを使った文字入力とマウス操作です。どうしても普段仕事でWindowsを使っていると慣れないのがこのタブレットOSでPowerPointなどのオフィスを使用すること。もちろん、iOS版のオフィスはあるのでファイルの編集なども出来るんですが、Windowsマシンと全く同じ感覚で使えるかと言われるとそうとは言えません。iPadもiPadOSになってからマウスが使えるようになりましたし、キーボードも使えますが日本語変換に好みのものが使えなかったりとPCライクに使うにはまだまだです。

一応、PowerPointなどのオフィスアプリケーションもApple Pencil対応しているので、ペンでメモを書き込んだりペンでオブジェクトを移動したりといったある程度の操作には対応しているので、そんながっつり編集することはないけど、たまに資料を確認するだけとか、最低限編集できればOKみたいな話ならiPadでも大丈夫です。

Surfaceが向く人

Surfaceが向いている人は、まさにこのPCのOSであるという出自から、タブレットよりもタブレットっぽいPCを使いたい人に向いています。Surfaceの中でもGoとProはキーボードを分離できる2in1というカテゴリに入ります。この2機種はタブレットとしても利用できるし、キーボードをつけるとフルスペックのWindowsPCになります。当然オフィスも使えますし、公式オプションのタイプカバーにはタッチパッドも付いてますのでマウスも利用できます。USBに何かを指せば普通に使えます。仕事の延長でキーボードを使う機会が多い人、オフィスを使う機会が多い人はSurfaceにすると間違いないでしょう。

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ただ、SurfaceはPC OS出身であることにより、バッテリーが持たなかったり、気軽にタッチで使いづらいという難点もあります。キーボードを使った作業がメインで、たまにタブレット利用もしたいといった場合に合っていると言えるでしょう。また、Surface Goは価格のため、またファンレスであるためかCPUパワーがそこまで高くないPentium GoldというCPUを搭載しています。Surface GoでLightroomやPhotoshopが使えない!と嘆いているブログ記事を見ますが、そんなの当たり前でこんな貧弱なCPUのマシンにそんなことさせたらダメです。おとなしくCore i7のProを買いましょう。

何が決定的に違うのか?なぜ行ったり来たりするのか?

まず、何が決定的に違うかと聞かれると、一番大きいのは「起動速度」と答えると思います。Surfaceはわりと起動は速いですが、iPadに勝てるわけがありません。電源ボタンをポチってから使い始めるまで15秒ぐらいはかかります。これが最大のストレスです。バッテリーも持たないしタッチ操作は微妙ですが、iPadと同じ速度で起動するなら自分はSurfaceを使います。一方iPadは当然の如く電源ボタンを押したらすぐに使えます。これが大きい。これだけが最大の価値です。反面、PCライクには使えないのでATOKが入れられなかったりウィンドウ表示ができなかったりと制約がかなりあります。ですが、電源を入れてすぐに使えるという価値がデメリットを上回るわけです。(自分的には)

しかし、なぜ定期的にSurfaceを買ってしまうのかというと、やはりPCが一番使いやすいからです。iOSやAndroidOSはできないことも多いし、色々と制約があります。SurfaceはPCなので基本的になんでもできます。うーん、やっぱiPadじゃだめだなぁ…→Surface買う→やっぱすぐ使えないの不便だなぁ→iPad買うとなるので、個人的には両方買うのもアリかなと思います。ちなみに、SurfaceもGo3になってパフォーマンスが大分マシになりました。タブレットとしてもわりと使いやすくなっていますので、電源入れるのに時間がかかるのが苦にならない人なら選択肢に入ると思います。安いですし。

まとめ

iPadとSurfaceは結構明確にコンセプトが違うのですが、形が似てるので比べられガチです。しかしタブレット用途、PC用途と考えるとクリアに選べるんじゃないでしょうか?個人的な感想ですが、性格が違う商品なので極論言うと両方持っててケースに応じて使い分けるのが一番賢いやり方です(笑)あとはオフィス利用の頻度とテキスト入力の頻度で考えるのが一番ですね。仕事でWindowsを使っている人は、Surface Go3 + iPad mini wi-fiというのも有りだと思います。

 
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