ワイヤレスイヤホン、完全ワイヤレスイヤホンを使ってみて、結局有線イヤホンに戻って、さらにワイヤレスイヤホンで落ち着いた話

完全ワイヤレスイヤホンブームの昨今ですが、最近結局有線イヤホンに出戻ってしまった理由を考えて記事にしてみようと思ったんですが、やっぱり有線は不便すぎて結局完全じゃないワイヤレスに落ち着いた話を記事にしてみました。これからワイヤレスイヤホンを使ってみたいと思ってる人向けの内容になっています。

完全ワイヤレスとワイヤレスはどこが違うのか？

完全ワイヤレスイヤホンとは、↓のように左右のイヤホンを繋ぐケーブルがなく、バラバラになっているもののことを指します。

一方ワイヤレスイヤホンとは、左右はケーブルで繋がってるけどスマートフォンとはケーブルで繋がっていないものを指します。

首にかけられない

完全ワイヤレスイヤホンの最大のデメリットとも言っていいと思うんですが、ちょっとはずそうとしたときに首にかけられないのが結構ストレスです。コンビニで買い物するときなんかにイヤホンは外すのですがポケットに入れるしかない、これがちょっと面倒ですね。あと落とす。よくホームから落としている人がいるって聞きますよね。

一応完全ワイヤレスの左右を繋ぐ紐みたいなものが売ってるんですが、それつけると完全ワイヤレスじゃないじゃないかという。紐を付けると充電もできないですしそれはそれでめんどくさいところがデメリットな気がします。

充電が面倒

完全ワイヤレスイヤホンは左右のレシーバー両方にバッテリーが内蔵されていて、大抵ケースに入れて充電するスタイルです。昨今発売されているものは大体5時間程度のバッテリー持続時間で、ケース側のバッテリーで2～3回分充電できるようになっているものが多いです。

ワイヤレスイヤホンはバッテリーは1つで、充電するときはUSBケーブルでPCなどと接続するものが多いですね。

両方とも、単体で10時間以上持つものはあまりなく、大体5～8時間程度でバッテリーが切れてしまいます。特に完全ワイヤレスは利用しながら充電が確実にできないのでその間音楽を聴くことはできません。また、完全ワイヤレスの場合片方だけ電池がなくなっていたみたいなことがちょこちょこあってそれがストレスを感じさせる一因にもなっていました。

リモコン操作がやりづらい

完全ワイヤレスもワイヤレスもイヤホン側の仕様により曲の戻し送り、ボリューム操作ができるようになっていますが、例えばソニーのWF-1000xm3だと曲戻し、送りを設定するとボリューム操作はできません。もともとボタンの数が少ないので仕方ないですが操作感は有線より悪く、さらにワイヤレスよりも悪いです。リモコン操作は有線が最高です。

それぞれ向いている使い方を考えてみる

完全ワイヤレスの向き不向き

完全ワイヤレスはケーブルがなくてその点は便利なのですがデメリットも多い製品です。デメリットっていうか使う人を選ぶって言うんでしょうか？

ワイヤレスの向き不向き

ワイヤレスはバッテリー持ちは完全ワイヤレスと同じぐらいだけどケース充電ができないので単体で利用できる時間は短いのが難点です。反面、ケーブルを首にかけられる、リモコンが大きいというメリットがあります。

マイクの位置が完全ワイヤレスは耳穴の近くになりますが、使っていた感じそこまでワイヤレスや有線と比較して感度が劣るということは無かったです。

有線のメリット

有線イヤホンのメリットは、リモコン挙動がしっかりしてる、ボリュームも曲の戻し送りもでき、片耳だけ外してもどっか吹っ飛んでいかないところです。そして、充電の必要がありません。

もちろん、ケーブルが邪魔になるのは仕方ないので諦めるしかないでしょう。しかし、ボリュームと送り戻しのコントロールがストレス無くできるのが最高に便利なので結局自分は有線イヤホンに出戻ってしまいました。安いのもいいところです。

最近の有線イヤホンはUSB Type C接続のものがあり、これだとスマートフォン、PCなど機器を選ばずにリモコンやボリューム操作ができるのでとても便利です。PCでマイクジャックがない人も、Type Cがあればこれを繋いでイヤホンマイクとして使えるわけですね。

それでもなぜワイヤレスに戻ったのか？

やっぱケーブル無理

有線でしばらく満足していたんですが、久々にケーブルが携帯につながっている状況がやっぱり我慢できなくなってしまいました。他の不満点はなかったので本当にこれに尽きます。ただ、完全ワイヤレスはやはり付け外しが面倒ですのでワイヤレスに落ち着きました。

ワイヤレスだと古めでスペックは落ちますがBOSEのSound Sportがダントツにおすすめです。音質がいいし付け心地も非常によい。特にカナル苦手だなぁという方にぜひ買って欲しい逸品です。