【2019年版】WordPressサイトのSEOにおける間違った知識とやるべきこと

SEO

WordPressサイトのSEO、皆さんどうしてますか?Yoast SEOを入れる?有料テーマを使う?キャッシュを使う?SEOに関する間違った知識を鵜呑みにして時間を無駄にしてませんか?今回はそんなWordPressサイトのSEOについて考えてみました。

SEOに無意味なこと5選

ランキングを上げたいキーワードを大量に使うこと

「猫」でランキングを上げるために、タイトルにもDescriptionにも死ぬほど猫を入れる人がいます。記事の中でも死ぬほど使います。これは意味がありません。今すぐ止めて「人間が読んで有益と感じる文章」を書きましょう。

有料テーマ

SEOに最適化されていると唄う有料テーマは非常に多くあります。果たしてその効果はあるんでしょうか?ページ制作においてSEO上記をつけることをいくつか挙げていきます。

  • トップページからすべてのページへ辿れるようにする(クローラビリティ)
  • カテゴリごとに構造化する
  • コンテンツを構造化する(hタグの利用)
  • 有益なコンテンツを作る

さて、この中で有料テーマじゃないとできないことはありますか?無いですよね?多くのSEOに有利と言われる有料テーマと、それに付随した体験談などはほぼ間違いなく誤ったいると考えていいでしょう。昨今、大抵のテーマはカテゴリページを持ち、トップページからすべてのページへ数クリックで到達可能です。

数千から数万ページもあるようなサイトであれば、クローラビリティは非常に重要です。なぜなら、一度にクロールできるページ数には限りがあるからです。ただ、一般的に個人のブログサイトやアフィリエイトサイトにおいてはそこまでページ数が多くなるものは珍しいと思います。

有料テーマに大金を払うぐらいならそのお金で記事を増やした方がはるかに効果があるといえるでしょう。

スポンサーリンク

SEOプラグイン

Yoast SEOに代表されるSEOプラグインですが、その機能を見てみると…

  • サイトマップXMLの生成
  • SNSシェア時の見え方設定
  • パンくず設置
  • meta keywords設定

と言ったように、実際ランキングを上げると言うよりはクロールに来てもらいやすくしたり、SNSリンクを貼った時の見えやすさを調整したりと、リンクしてもらいやすくするためのツールや検索エンジンツールとの連携を簡単にするツールと言えます。これで検索順位が上がるというよりは、リンクしてもらいやすくするツールと言えるでしょう

効果を否定するものではありませんが入れるだけで順位が上がるものでは決して無いのがわかると思います。

重複コンテンツの排除

重複するページの片方にnoindexを入れたりcanonicalを入れたりと細かくページのチューニングをする方もいますが、前に述べたとおり数万ページもあるような大規模サイトであれば気にするべきことで、個人のブログが気にすることではありません。

Googleでは重複するコンテンツがあった場合自動的に片方しか表示されないようになり、重複コンテンツが有ることでペナルティを受けることはありません

内部リンクの最適化

内部リンクはたくさんあった方がいいなどと言われていますが、これも大きな意味はありません。内部リンクは自分でコントロールが効く施策です。これをやることで順位が大きく変動したらどうでしょう?内部対策だけで順位が上がってしまうことになります。

そんなわけはありませんよね?最低限パンくずナビ程度は設置しておくとユーザビリティ的にも良くなりますが、過剰に内部リンクするのはユーザビリティも下がりますしいい結果は生まないです。

スポンサーリンク

SEOのために最低限しなければいけないことって何?

ページ表示の高速化

ページ表示を高速化することは人間にとっても検索エンジンにとってもメリットがあります。今運用しているサイトにアクセスして、真っ白な時間が1秒以上あるようなら高速化を検討した方がいいでしょう。一番のおすすめはキャッシュプラグインの導入です。

WP Super Cache
静的 HTML ファイルを生成する、WordPress の超高速キャッシュエンジン。

特にWordPressは非常に負荷の高いソフトです。さらに、無駄なプラグインを増やすことでどんどん遅くなっていきます。Jetpackを使っている人がいたら一度止めてみましょう。かなりページ表示が速くなるはずです。

サーバーの引っ越しは最終手段です。プラグインの見直しやキャッシュを設定しても効果がない場合は考えるのもいいでしょう。GoogleのPageSpeed Insightsの使い方は以下の記事にまとまっています。

【2019年版】WordPressページの高速化。Page Speed Insightsの読み方を攻略しよう
ブログや情報サイトをやっていて必ずぶち当たるのがページの高速化。しかし高速化と言っても何から手を付けてよいのやら…とりあえずPageSpeed Insightsを見たら40/100とか言われた!みたいな人にぜひ読んでいただきたい記事です。 ...

良質な記事の作成

SEOにおいて最も重要なのは「人が必要としているコンテンツ」を作ることです。SEOのためにサイトのデザインを考えたりチューニングをしようとする前に人に求められる記事を書くことが遥かに効果があります。

良質で、求められるキーワードに答えを出せるコンテンツが求められるわけですね。

ページのhttps化

Googleではhttps暗号化されたページを順位付けで優遇すると発言しています。もちろん、ページを暗号化するだけで大きな変化があるとは思えませんので目に見えて順位が上がることはまず無いのではないかと思います。ただし、SSL化はそこまで大変な作業ではありませんし今は無料SSL機能なども充実しています。ぜひとも取り組みたい内容であると言えます。

まとめ

さて、今回はWordPressサイトのSEOについてご紹介しました。これまでやってきたことの殆どが無駄だったと思った方もいらっしゃるかもしれません。SEOに関しては明確な回答はなく、それ故様々な情報が世の中に出回っていて、それで商売をしようとする人が跡を絶ちません。

しかし、よく考えてみてください。意味のない情報を上位に掲載するメリットはGoogleにあるでしょうか?役に立たない検索エンジンは誰も使わなくなりますよね?なので、Googleは人が「便利だからこれからもGoogleを使おう」と思うように検索エンジンを作るわけです。

これまでもズルをしようとした人はどんどん淘汰されてきました。

役に立たない情報を排除して人の役に立つ情報を上位に表示する。そのことを考えると、いかに記事の内容が大事かがわかると思います。無駄な事を考える前に良質な記事を書いていきましょう!

タイトルとURLをコピーしました