クレオール料理というジャンルをご存じでしょうか?アメリカ・ニューオリンズあたりの料理で、フランス系、ヒスパニック系、アフリカ系の人々が地元料理をマッシュアップして作ったクソ美味い料理ジャンルです。その中で、マックシューというコーンの煮物的なものを作ろうと思ったのですが日本語レシピが一切見つからず、海外サイトを見て作ったのでそのレシピをご紹介しましょう。
マックシューとは
マックシューって何なんですかね、コーンを主体とした野菜をスパイスでコーティングした肉と混ぜて煮込んだものです。材料から味の想像が全くつかないと思いますがマジで美味しいです。
早速材料
野菜等
- タマネギ1/2
- ピーマン3個
- ブロックベーコン厚めの5cmぐらい
- セロリ1/4
- タイム少々
- コーン缶300gぐらい
- トマト2個
- バター60g
- クノールコーンスープ1袋
- ニンニク4かけぐらいおろし
スパイス
- カイエンペッパー小さじ1/8
- ブラックペッパーたくさん
- パプリカパウダー小さじ1/8
- ホワイトペッパー小さじ1/8
- シナモンパウダー少々
- 砂糖少々
- 塩(量は後述)
- 岩塩(あれば)
【下準備】謎の肉塊Tassoとは
海外サイトを見ると、Tassoを刻んで入れろと書いてありますが、このTassoについて情報が日本語では全くない。同じサイトを見ると、smoked seasoning meatとかいてあり、材料は岩塩とかカイエンペッパーとかシナモンとかを色々混ぜて肉につけて焼くらしいんですが、材料も売ってないものばかりでとにかくめんどくさい。というわけでフィーリングとありもので作ります。
- ブロックベーコンを1cmぐらいの角切りにします。
- カイエンペッパー、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、パプリカパウダー、シナモンパウダー、岩塩少々、砂糖を混ぜます。
※カイエンペッパーはマジで辛いので辛いのが苦手な人は少量にしてあとで調整します。 - そこにブロックベーコンをぶち込んで混ぜます。
本工程
さて、それでは本番に行きましょう。
- バターを全量鍋にぶち込んで中強火で溶かします。そこにさっき作っておいた偽Tassoを入れます。残ったスパイスも全部入れます。肉が茶色くなるまで炒めます。
- タマネギ、セロリ、ピーマンを1cmぐらいの角切りにして鍋に入れます。タイムと塩を加えて中火にして15分煮込みます。
- いい感じに野菜がもったりしてきたら、ニンニク、トマト、コーンスープを入れて塩を少々振ります。また15分煮込みます。
- 最後にピーマンを入れ、ブラックペッパー少々、塩少々、カイエンペッパーで辛みを調整して完成です。大体2~3人分ぐらいできます。
ちなみに、Googleで画像検索しても結構いろんな形状のマックシューが出てきまして正解がないんですが、以前ニューオリンズ料理のレストランで食べたものに一番近そうなレシピを改造して作ってみました。塩こしょう以外はTassoの味に依存するため、わりと濃い味のスパイスを使って全量鍋に入れることで味付けになってます。本家がどうやってるのかわかりませんが、結構再現性が高くできたので満足しました。